【独学で合格】第34回介護福祉士国家試験の勉強方法をまとめてみた。

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福祉の仕事に就いて、資格を取りたいと思って一番に思い浮かぶのが、介護福祉士だと思います。しかし、年々試験の難易度が難しくなっているという情報もありますが、試験勉強をどうやればいいのか、悩んでいる方はたくさんいると思います。私は独学で第32回介護福祉士国家試験を1発合格する事が出来ました。私の経験をもとに皆さんの勉強方法のヒントになればと思います。

目次

介護福祉士試験の出題基準・合格基準をチェック

筆記試験の合格基準

http://www.sssc.or.jp/kaigo/kijun/kijun_02.html より引用

  • ア 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
  • イ アを満たした者のうち、以下の試験科目11科目群すべてにおいて得点があった者。
    • [1] 人間の尊厳と自立、介護の基本
    • [2] 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
    • [3] 社会の理解
    • [4] 生活支援技術
    • [5] 介護過程
    • [6] 発達と老化の理解
    • [7] 認知症の理解
    • [8] 障害の理解
    • [9] こころとからだのしくみ
    • [10] 医療的ケア
    • [11] 総合問題
      • (注意)配点は、1問1点の125点満点である。

125点の60%は75点ですが、問題の難易度によって合格点が前後します。

今回の記事は実務者研修を取得した方向けの記事になりますので、今回は省略します。

介護福祉士国家試験の合格点はズバリ80点以上!

過去の試験合格点をまとめると、

試験実施合格点
第32回77点
第31回72点
第30回77点
第29回75点
第28回71点
60%は75点ですが、毎年変わっていることがあります。

5年分のデータを参考にすると80点を取っていれば、問題なく合格できるということが分かります。ネットでは合格点の予想などが紹介されていますが、あくまでの非公式の情報ですので、公式サイトの発表まではわかりません。

ずばり独学で介護福祉士国家試験の勉強方法はこれだ

①テキスト・教材で圧倒的に中央法規出版がおすすめ

テキストや参考書はたくさんあるけど、どこがいいんだろうと思った方は、中央法規が出版されているテキストを選んでおけば間違いありません。テキストの見やすさ、充実さが圧倒的に違います。

中央法規出版の過去問の解説集です。過去問だけなら公益財団法人社会福祉振興・試験センターよりダウンロードできますが、解説はありません。問題に対してもポイントや、詳しい解説「なぜ間違っているか、正解しているか」をイラストなどを使って詳しく解説しています。どんな国家試験でも一番大切なのは過去問でどんな形式で出題されているか(相手を知ること)を知ることがとても大切です。

こちらはワークブックといって国家試験の基礎固めに重要なテキストです。科目別に大事な部分や試験に出た所など、わかりやすく説明してあります。また、単元の最後には〇×クイズがあり復習する事も出来ます。私の場合は、中央法規出版のワークブック上・下と過去問解説集、問題集を購入しました。その他にもイラストや図などでより詳しく解説してある国試ナビや一問一答などたくさんの種類があるので自分に合ったテキストを選ばれると良いでしょう。

過去問題集では3年分、テキストも含めて少なくとも3周は繰り返し勉強しました。

②井上文二さんの試験対策動画で知識を深める

井上文二さんとは、教室やYouTubeなどを使ってEPAや在日外国人向けに介護福祉士試験対策を指導しつつ、将来来日を希望する在外フィリピン人たちに情報を発信している方ですが、EPAや在日外国人向けとありますが、私たち日本人でもとてもわかりやすく、各科目別に詳しく授業形式で解説してあります。しかし、授業形式ということもあって一つの動画は長めです。倍速設定や時間をかけて視聴することをおすすめします。この動画だけで私は20点以上得点を上げることが出来ました。

③模擬試験や問題集でとにかく解く

①②で基礎固めをしたらとにかく解いて解いて解きまくります。私は中央法規出版の問題集を購入しましたが、模擬試験を受けても良いですし、予想問題集を買っても良いと思います。とにかく問題に慣れること、最初は解けなくても何度も解いているうちに解けるようになります。

④LINEオープンチャットを活用する

LINEオープンチャットとは、LINEコンテンツの一つで匿名で入れるグループです。国家試験の一番難しい所と言えば、モチベーションを維持することが特に大切だったりします。試験を受けるにあたって様々な条件で受ける方がいます。働きながら受ける人や子育てと両立しながら受ける人など、たまには愚痴だった言いたくなります。同じ夢を持った仲間と勉強すると頑張れたりします。また、知らなかった情報も手に入ったりと様々なメリットがあります。そんなオープンチャットグループを私が運営しています。良かったら是非入ってみてください。自分に合わなかったらすぐ退出して頂いても結構です。

介護福祉士試験の勉強期間は?

半年くらい前から勉強すると余裕がある


3カ月で合格した!なんて言う人もいますが、半年くらい前から勉強すると余裕をもって勉強できるかなと思います。大切なのは一度に何時間も勉強するよりも、1日30分でもいいから継続して勉強することです。

オープンチャットで合格した方の勉強方法を聞いてみた

介護福祉士試験の合格率は高いけど・・

不合格者の共通点は勉強不足

他の国家試験と比べて、介護福祉士国家試験は合格率も高く比較的取りやすいと言われています。しかし、30%前後は毎年試験に落ちています。落ちる人の共通点は、全然勉強してない、過去問しかやってないなど、明らかな勉強不足から試験に落ちています。毎年のように難易度が上がったと言われていますが、それでもある程度の人は受かっています。難しくなっているのは事実でしょうが、しっかり勉強していれば合格に限りなく近いと言えるでしょう。はっきり言うと、

やらなかったら間違いなく落ちます。

過去問やったのに全然でないじゃん・・。なんて言う人が毎年のようにいますが、そもそも国家試験は全く同じ問題は出ません。過去問を解いていて、正解した問題でも、他の間違った問題は何故間違っているのか、そこから派生してどんな問題が予想できるかなど、深く勉強する必要があります。むしろ私は過去問のおかげで何問も答えることが出来ました。

まとめ、次回の国家試験問題予想

分野外の知識もどんどん問われる

第33回介護福祉士国家試験では脊損の問題など、介護福祉士では一見関わりのないような問題も多数出題されました。しかし、一部の医療的ケアが介護福祉士でも出来るようになったこともあり、医療的な知識を問われることが多くなると予想されます。必要に応じて、看護師国家試験などの医療資格の試験問題にも取り組むと更に得点を狙うことが出来るのではないかと思います。過去問だけでなく、テキストや問題集をしっかり取り組んで基礎固めが大事になっていきます。

また、今後多職種連携が重要になっていく時代です。介護職として様々な職種の方と対等に話せるような知識が必要になっていきます。様々な分野からの勉強も大事になっていくでしょう。

予想問題作ってみた

次の内、高齢者に多い骨折はどれか

①鎖骨骨折
②肋骨骨折
③橈骨遠位端骨折
④上腕骨遠位端骨折

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この記事を書いた人

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