
突然ですがこのマークしっていますか?





見たことあるような無いような・・
なんだっけ・・



これはヘルプマークと言います。
障害や疾患などがあることが外見からは分からない人が、支援や配慮を必要としていることを周囲に知らせることができるマークです。
外を出てみると実は様々な種類の福祉マークがあります。この記事を見た人だけでも是非覚えてください!特に覚えてほしいマークをピックアップしてみました。
ヘルプマーク


最初にも紹介した福祉マーク、ヘルプマークです。ヘルプマークとは
とありますが、
具体的にどんな方のことを言うと
・義足や人工関節を使用している人
・内部障害、難病の方、妊娠初期の方
・発達障害、知的障害、精神障害がある方
などが対象者になります。一見健常者とは分からないからこそトラブルを起こしてしまったり巻き込まれてしまうケースも少なくはありません。このマークを見かけたら援助や配慮をしてあげてください。
障害者のための国際シンボルマーク


これはよく見かけるマークですが、車いすの方だけを表すマークではありません。
障害者が利用できる建物や施設であることを表す世界共通のマーク。障害の種類や程度にかかわらず、すべての障害者を対象としたものです。 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 より
障害者とは、
体の不自由な人だけでなく、知的障害や精神障害を持つ方も含みます。
身体障害者標識


車に付けてあることがあるマークになります。このマークは
政令で定める程度の肢体不自由である人が免許を受けて運転する車に表示します(努力義務)。 警察庁より
肢体不自由とは、
四肢(上肢・下肢)、体幹(腹筋、背筋、胸筋、足の筋肉を含む胴体の部分)が病気や怪我で損なわれ、長期にわたり歩行や筆記などの日常生活動作に困難がともなう状態をいいます。 東京大学バリアフリー支援室より
聴覚障害者標識


どこかで見たことがあるマークですよね!蝶のマークに見えますが、
政令で定める程度の聴覚障害のある人が免許を受けて運転する車に表示します(表示義務)。
※「補聴器を用いても10メートルの距離で、90デシベルの警音器の音が聞こえない」人については、これまで運転免許が取得できませんでしたが、平成20年6月の道路交通法改正により、新たに制定された聴覚障害者標識を車に表示し、ワイドミラーを装着することを条件に普通乗用車の運転免許を取得することができるようになりました。 警察庁より
耳マーク


体のどこかに似ていませんか?
聞こえが不自由なことを表す、国内で使用されているマーク。このマークを提示された場合は、相手が「聞こえない」ことを理解し、口元を見せてはっきり話す、筆談でやり取りするなど、その人の特性に応じたコミュニケーションの方法に配慮する必要があります。 社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会より
難聴=耳が聞こえない
ではなく、
聞こえにくくなるが正解です。
完全に聞こえない方をろう者ろうあ者と呼ぶことがあります。
オストメイト/オストメイト用設備マーク


最近公共交通機関で見るようになったマークです。実は介護福祉士国家試験にも出た問題。
オストメイト
がんなどで人工肛門・人工膀胱を造設している排泄機能に障害のある人のことをいいます。このマークはオストメイトである事と、オストメイトの為の設備(オストメイト対応のトイレ)があることを表しています。 公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団より
このマークを見かけた場合には、オストメイトとして身体内部に障害のある人であること、及びそのトイレがオストメイトに配慮されたトイレであることに、御理解、御協力をお願いします。
私たちが出来る事


電車内でヘルプマークを付けていた人がいます。私たち健常者とほとんど変わりない方が付けていることもありますが、その方をみかけたらそっと声をかけ「よかったら席どうぞ」と言ってみてください。この言葉をかけるだけでも全然違います。また、ヘルプマークなどが無い方でも、小さい子供がやご年配の方がいたら配慮してあげたり、助け合いや、支えあいがとても大切になってきます。
まとめ
いかがでしたか?福祉マークは紹介したもの以外にも、もっとたくさんあります。今回は特に知ってもらいたいものをピックアップさせて頂きました。この記事を読んだ方からちょっとずつ福祉への関心が増えてくれたらなと思います。
ブログ村に参加しています。クリックして頂けると、励みになります。いつもみて頂きありがとうございます。