先日Twitterでトレンドになった楽天銀行、楽天証券が大改悪によりポイント還元が大幅に減ることになりました。 SBI証券はこの機会を待っていたかのように移管手数料をキャッシュバックするキャンペーンを開催。証券会社の競合がバチバチです。
Twitterでは、「楽天経済圏崩壊だ」「SBI証券に今すぐ移管しよう」など様々な意見が飛び交いました。

今すぐ、SBI証券に移管した方がいいのかな?
こんな疑問を持つ方はたくさんいると思いますが、個人的にはまだ様子見かなと考えています。それよりももっと大事なことがあると考えています。
楽天経済圏崩壊と言われた大改悪の内容
楽天銀行の金利が普通預金残高により下がる
楽天銀行の預金金利が来年4月1日から
— さぅ (@Sau_IamPiero) December 28, 2021
・預金300万円以下 0.1%
・預金300万円超 0.04%
に改悪されるみたいだけど、300万円も寝かせる余裕ないから問題なかった\(^^)/
でもまだ改悪の流れ続きそうだし、次は何が改悪されるのか心配だな~~。
場合によっては乗り換えよ。
【楽天銀行の金利改悪】
— 小林亮平 / BANK ACADEMY (@ryoheifree) December 28, 2021
2022年4月1日より、マネーブリッジ設定での普通預金残高が300万を超える部分が年0.1%→0.04%に。
今年は楽天経済圏の改悪が本当に多すぎますね…。
貯蓄用口座ならあおぞら銀行BANK(年0.2%)を使っていくのが良さそうです。https://t.co/GP5ax0Kzd4 pic.twitter.com/pUp7sQFxUJ
Twitterでも様々なツイートが飛び交いましたが、「そもそも300万円も預けていない」「300万以上は他の銀行に預ければ良い」などそこまで影響はないのかな?という印象でした。
投資信託にかかる進呈ポイントが「一定の残高を保有している場合」から「一定の残高をはじめて達成した場合」に変更
※https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20211227-02.htmlより参照
2022年4月1日以降から変更になります。一定の残高を保有している場合にポイントが付与(その都度)されましたが、一定の残高をはじめて達成された場合に付与(その時だけ)となりました。
変更内容
達成残高 | 進呈ポイント |
月末時点の残高が、はじめて10万円に到達した場合 | 10ポイント |
月末時点の残高が、はじめて30万円に到達した場合 | 30ポイント |
月末時点の残高が、はじめて50万円に到達した場合 | 50ポイント |
月末時点の残高が、はじめて100万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて200万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて300万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて400万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて500万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて1000万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が、はじめて1500万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が、はじめて2000万円に到達した場合 | 500ポイント |
対するSBI証券は毎月保有残高に対してポイントが付与されます。
さらに、SBI証券に移管する!という流れになったのがこのツイート
。:*:★━━━━★:*:。
— SBI証券投資信託・iDeCoチーム (@sbi_fund_team) December 28, 2021
2022年1月スタート💨
1⃣保有残高に応じたポイント付与率UP
2⃣移管時に他社に支払う手数料を全額負担
。:*:★━━━━★:*:。
対象はそれぞれ
1⃣が厳選アクティブファンド11本
2⃣はそれ以外のファンドも🆗
プレスリリース👉https://t.co/pY1JzpgEhq
詳細は順次お知らせします。
なんと、SBI証券がこの機会を待ってたかのように、移管時にかかる手数料を全額負担するというキャンペーンを2022年1月からスタートします。完全にSBIに移管させる気満々ですよね(笑)これだけ改悪が続いたら楽天証券からSBI証券に移管したくなりますよね。
今年の楽天は改悪が続いていました。
・楽天ペイオンライン決済時のポイントが2%→1%へ
・楽天市場のポイント付与が税込みから税抜きへ
・楽天ゴールドカードのSPUが楽天カードと同率に
などなど、そこからの大改悪



どうした、楽天・・。
そう思うのも当たり前ですよね。
楽天証券からSBI証券に移管すると考え中の人は少し様子を見よう。
移管を少し様子見した方がいい理由①楽天経済圏、大改悪でも十分お得
確かに、残高に応じて毎月ポイントが付与されるのはとてもお得ですが、今までが異常なくらいポイントをもらっていたと考えています。クレカ決済でポイントがもらえるだけでも十分お得です。
また、楽天経済圏は楽天モバイルなどスマホ料金をお得にできます。楽天でんきは期間限定ポイントを使うことができるので、電気料金の削減、楽天でんきが使えなくても、楽天ペイで期間限定ポイントは使えるので、対象店舗で日用品の購入に使うこともできます。
期間限定ポイントは結構簡単にたまるので、トータルで考えればまだまだお得です。そもそも日本全体で考えれば、楽天経済圏すら知らない人もまだまだ多いはずです。
移管を少し様子見した方がいい理由②SBI証券がこのままポイント付与し続けるかわからない
楽天↔SBIへの移管はまだ様子見かな
— しろくま (@Kiryuu_tateboya) December 29, 2021
もし自分がSBI証券に勤務していて制度を変える権限があるなら、数か月待って移管が落ち着いた頃に制度を楽天証券と同じくらいにするでしょうね、そうすれば「楽天から客が取れる」「支払う金額も下がる」「再度移管するメリットもないので客は残る」
現在SBI証券は残高に応じて毎月ポイント付与されていますが、このままずっともらえる保証はありません、上記のように、楽天からある程度移管したのをみて、楽天の様に改悪するということも十分にあり得ます。「少し様子見」というツイートもたくさんみられました。
移管を少し様子見した方がいい理由③大事なのはポイントだけじゃない
私は過去の記事でも複利の効果は絶大だから1円でも無駄にするな!といっていました。それだけならSBI証券に移管するのもありです。
しかし、この状況で楽天が何もしないわけがありません。何かしらの対策を取ってくる可能性もあります。移管は様子を見るべきです。大事なのは、いざ楽天経済圏がお得じゃなくなった時でもすぐに動けるような体制を取っておくことです。
証券会社だけを考えれば、SBIと楽天証券だけがずっとお得かどうかもわかりません、第3の証券会社が名乗りをあげるかもしれません。
今後の動きに注目しましょう!
ブログ村に参加しています。クリックして頂けると、とても嬉しいです。いつもみて頂きありがとうございます。
コメント